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SUN

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THE KOKONOE BLOG SUN & MOON デザインについて2021/08/13

SUN AND MOON

2021/08/132021:08:13:13:43:39

THE KOKONOE BLOG SUN & MOON デザインについて

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THE KOKONOE BLOG SUN & MOONのデザインについてご好評のお声を頂きましたので、改めて説明を書きたいと思います。

SUNとMOONの2つを合わせることで、哲学的な見地より二元性の高次での統合を意図しています。

陰と陽、静と動、生と死、正と邪など、現実世界において振り子のように揺れ動く様々な現象を積極的に経験しながら、突き進む太陽の光と包み込む月の優しさを持って進化し、実力を高めて行きたい想いを込めています。

そして、人生には叡智「易経」の教訓通り、光の影の時期があります。

人生の様々な局面で突如訪れる変化という強敵の前で卒倒することなく、与えられた自分の時間と空間を愛し、二元性を高次元で統一し、前進して行きます。

SUN

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太陽は第3チャクラ(太陽神経叢)に関連し、「生命力」「意思力」「信じる力」「物事をリードしていく力」など、男性原理の象徴ともされています。

世界中の文明において太陽は神格化させ、社会と人々を導いていく存在として高い位に属しています。

例えば、日本神道で中心的な役割を担い、戸隠信仰でも関係性の深い天照大神。岩戸から姿を現すことで世界中を光で満たす様子が神話で描かれていますが、これは自身に内在する神聖さや真の志を発現させ、力強く生きていくメタファーとも読み取れます。

古代エジプト神話では、太陽の化身とされ「光の主人」の称号を持つラーが最高神として今日に伝わっています。

ラーはハヤブサの頭を持つ姿で描かれ、昼と夜に象徴される二元性の世界を知恵の神トトと共に旅をしたと言われています。その旅は生と死を繰り返すサイクルでもあり、死は新しい生の始まりを意味していると考えられているようです。

太陽のように眩い光とポジティブなエネルギーを放出しながら前進し、力強く未来を形成していきたい想いをデザインに込めています。

MOON

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月は地球に最も近い天体で、地球唯一の衛星です(天文学、宇宙物理学がさらに発達すれば、地球の衛星は複数存在しているという認識に変わるかもしれませんが)。

太陽と共に月は地球人にとって親しい天体であり、それらの運行に基づき暦が考案され、人間社会の時間の概念に多大なる影響を与えています。

月は伝説、神話、詩歌等の題材ともされ、日本では平安時代前期に成立した月と関連したロマン溢れる「竹取物語」が文学作品として有名です。

月は美意識を感じる日本人にとって古くから特別なものとされ、「花鳥風月」「雪月風花」といった華やかな言葉に多くの人々が好印象を抱きます。

また、月は「女性らしさ」「女性の美しさ」「優しさ」「包容力」といった意味も持っていますが、新月は「始まりのサイクル」を表し、満月は「完了・達成」を表します。

月のように満ち欠けを永遠に繰り返しながら、美しさと包容力を携えながらも、進化していきたい想いをデザインに込めています。

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THE KOKONOE代表 水谷 翔

THE KOKONOE代表水谷 翔

医工学修士。信州大学大学院総合理工学研究科卒業。THE KOKONOEの経営と並行して修士課程に在籍し、先端生命科学の研鑽に励み学位を取得。植物優勢生育の条件を土壌微生物の比較ゲノム解析からアプローチし、学術と現場の両輪から探究。土づくりアドバイザー。ゴングパフォーマー。Sound Luxury 代表セラピスト。2021年より医療福祉専門学校にて鍼灸師の国家資格取得に向け研鑽に励む。

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