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【キッチンから】2022年新年のご挨拶2022/01/05

SUN AND MOON

2022/01/052022:01:05:22:50:12

【キッチンから】2022年新年のご挨拶

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新年謹んでお慶び申し上げます。

昨年は限られた営業日の中、たくさんのご縁をいただき、心より感謝を申し上げます。

おかげさまでクリスマス当日までリトリートのお客様にお越しいただいており、私共も楽しく過ごさせていただきました。

幸い毎日が断捨離の日々なので、お客様がお帰りになった翌日の大掃除は軽く済ませることができ、その流れで代表の里へとんぼ返りをし、戻って大晦日におせちを作る怒涛の年末から、元旦から三が日はやっと腰を落ち着けて、お正月らしい日を戸隠で過ごすことができました。

年末は降雪に見舞われていた戸隠でしたが、三が日はお天気に恵まれ、幸先の良い年初めでした。

さて、今年は五黄の寅、壬寅です。

寅の持つ行動力と決断力が芽吹く年。

THE KOKONOEの代表は寅年ということもあり、今年もまた色々新しいことが展開する予感です。

シェフの私も2022年に向け、年末には振り返りをしましたが、それ以前の昨年後半から色々とやりたいこと、考えることがありました。

その1つがキッチンのリニューアルです。

すでに昨年11月から工事が進められており、月内に最終の工事を予定しています。

もう1つがメニューのリニューアルです。

2022年は新しいキッチンから、よりオーセンティックに近づけた形で、お客様に心身ともに喜んでんでいただけるTHE KOKONOEらしいメニューへ大幅にリニューアルしてご提供する予定です。

これに伴い、価格も改定の予定です。

と、申し上げるのはとても簡単なことなのですが、自分へのチャレンジでもあり、営業再開まで長い試作の旅の始まりとなります。

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年明け早々、デザートの一部として考えているビスコッティの試作を始め、数パターン作りましたが、「これだ!!!」という味はまだまだ見つかりません。

特に、製菓は材料の配合や製造の繊細さから、化学だと感じることが多く、老舗の製菓店が定番商品のレシピを変えるまでに十数年かかったという話を聞いたことがありますが、深く納得です。

私も自分のレシピができるまでにどのくらいかかるのかわからないですが、製菓(デザート)はなかなかのチャレンジと感じています。

デザートのみならず、これまで提供していた当店のシグネチャーディッシュであったメインのベジタコプレートは新しい内容に変わります。

こちらも同時並行して試作を重ねていますので、春までにレシピを完成させ、皆様にお披露目できることを楽しみにしています。

私事ですが、新たな目標に向け、私自身の学びのブラッシュアップもしたいと考えています。

お店は冬季休業ですが、あれをしたい!これをしたい!と色々欲が出るもので、春の営業再開に向け、有効に活用して過ごす予定です。

春にはアップデートしたTHE KOKONOEレストランで、皆様にお会いできることを心待ちしております。

皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げるとともに、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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THE KOKONOEシェフ 水谷 江希

THE KOKONOEシェフ水谷 江希

小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る

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