こんにちは、KOKONOEの水谷翔です。
今日こんなツイートをしました。
アーティストの方々の知的好奇心と刺激を高める自然環境が修験道の聖地である戸隠には豊富なようです。私も移住時にそこに惹かれた人間です????お連れした皆さんの反応を見ていると私も嬉しくなり、初心を思い出しました。自然の中で自我と感情のコンフォートゾーンを再認識できますね。
-- 水谷翔(Shou Mizutani) (@shou_mizutani) January 24, 2020
「感性が鈍ってしまわないように」
コレ、いつも気にしています^^
感性が鈍ってしまうと、知らず知らずのうちに自分本来の価値観でない判断をしてしまいがちになりますよね。
好きでないことを頭の納得感だけでの実行なんてことも。
その結果、後々、大幅な修正や場合によっては辞めざるを得なくなるケースが現実にはあると思うんです。
一番のダメージは時間の浪費ですね^^;。
論理的に考えれば、A→B→C→Dとプロセスを踏めば、結果が達成できそうに思えたとしても、自分の感性に曇りがある中でトライすると、A→B辺りですでに心がモヤモヤし出して、Dまで行くのに10年くらいかかりそうな気持ちになったりします(苦笑)。
頭の中に靄と霧がかかった状態。
新企画、新規事業のアルアルだと思うんです。
昨日のブログ記事に思わぬ反響をいただきました。ありがとうございます。
►「それって食べていけるの?」「そんなことはわかりません。」問答【今日一生の心得】
ゼロから企画・事業を開始する時に「食べていけるか?」ばかりを考えていると実際はキツイと思うんです。
「それがやりたくてたまらない」「それをやらずにはいられない」という"好き"がベースでないと、3年・5年・10年の継続は現実的ではないのかな、と。
"感性"と"好きなこと"は表裏一体だと思います。
"好き"でやっていると、時間の感覚がなくなっていき、徹夜でもへっちゃらなことがありますよね^^
逆に乗り気でないのに「しなければならぬ課題」を徹夜でやるとシンドクて仕方がありません。
「競争力」という面でも最強なのは「好きなことをやり続けている状態」だと思います。
インターネットにより情報の国境が無くなった社会認識が日本ではすっかり定着しました。
若くて優秀な人達がドンドン付加価値の高いサービスを「好き」をモチベーションにアウトプットしています^^
今後もさらに加速していくのが間違いないでしょう。
インターネット普及率は日本は75~80%くらいですが、世界には25%を下回る国がかなり沢山あるようです。
しかし、普及率は向上傾向のようですし、10年もすれば比率はもっと大きく伸びるかもしれません。
そんな近未来を想像すると、"好き"をモチベーションにした仕事に価値が高まっていく(競争力が向上する)予想は難しくありません。
一時期、"好き"についても、シツコイまでに哲学フレームを活用し「私は 何が好きか? なぜ好きか? 好きをどう体現するか?」を延々に自問自答していました(笑)。
やりすぎると、好きだと思っていたことが嫌いになったりと自己矛盾が生じるのですが、時間が経過すると不純物がろ過されていくのと同じように最もピュアな部分がわかってきます。
モチベーションとして強固な自分独自の分野が見つかります。
こうなれば、あとはやるだけですね^^
それとゼロからやっていく場合、忘れてはいけないこと。
それは責任は自分で取らないといけない点。
慰めてくれる友人はいるかもしれません。盾になってくれる知人もいるかもしれません。
でも、最終的に責任は自分で果たさないといけません。
好きなことに没頭していたらネガティブなことを言われたり、失敗しても「しょうがない。またやるしかない」と立ち直れるケースが多いと思います。
しかし、「食っていくために」でやっていると、精神ダメージの回復がどうしても遅れがちかと感じます。
私の場合は間違いなくそうでした。
やらされ感、押し付けられ感でやっている仕事に穴を空けてしまった時のリカバリーアクションの腰の重たさはこなきジジイにさえ勝てる自信があります(笑)。
"好き"と"感性"の具体例。
私は花豆栽培がそれに当たります。
栽培技術や経験値の面でまだまだ未熟な面も多々ありますが、"好き"なので様々な角度からもっと面白くするにはどうすれば?をほっておいても考えています。
街を歩いていて、関係のない看板の文章を読んでも、何か閃くことがあります。
これは頭が良い悪いというより、頭の機能は"好き"に反応しやすく、それに取り組んでいると環境中から様々なヒントを勝手に得ようとしてくれるんだと思います。
コレ、便利な機能ですね(笑)。
頼りがいのある優れた人間検索エンジンです。
"好き"と"感性"の具体例の2つ目。
それは、戸隠への移住です。
全ての環境が大きく変化するので、論理的に予測できることに限界があるのが移住だと思っています。
特に私の場合は、移住を決断した時点では、コネ無し、地の利無し、仕事のアテ無しの状態だったので、不確実性が結構高かったと思います。
感性80%、論理20%くらいの割合です。
実際この比重でもし仕事を遂行すると結構ヤバイと思いますが、人生では数回はこれくらいの不確実性に飛び込む経験も大切かと^^
当然、情報収集は行いますが、「ピン!」と来る感性に従った方が、後々、全ての辻褄があってくるようなこともあると思うんです。
「あの時の決断がここに繋がっているのかー」
という身震いするケース。
実際あるんですよね。
ただ、過去の解釈は如何様にも出来るので考え方次第と言えばそれまでですが。
さて、私にとって戸隠神社 奥社参道は"好き"と"感性"を高めてくれる場所です。
好き"と"感性"を高めてくれる場所はどこからともなくインスピレーションが生じてきてくれます^^
今日、東京から民泊でお越しなったお客さんとご一緒しましたが参道鳥居前の清流ですでに癒されました。
感性のコンフォートゾーンも刺激されます。
アートに関わる仕事をされている方々で、感性豊かにはしゃいでくださいました^^
嬉しいですね。
価値観の波長が合う方々との時間がさらに"好き"と"感性"の底上げをサポートしてくれるのではないでしょうか。
・"好き"と"感性"から仕事を選択する
・"好き"と"感性"を高める時間と空間を持つ
・"好き"と"感性"の価値観が近い方々との縁とつながりを大切にする
・"好き"と"感性"の価値観が近い方々と近未来のイノベーションにワクワクする
・"好き"と"感性"によるイノベーションで世界をちょっとだけ変える(なんてね)
世界的インターネット普及向上社会でのキーワードになってくる気がしています^^
医工学修士。信州大学大学院総合理工学研究科卒業。THE KOKONOEの経営と並行して修士課程に在籍し、先端生命科学の研鑽に励み学位を取得。植物優勢生育の条件を土壌微生物の比較ゲノム解析からアプローチし、学術と現場の両輪から探究。土づくりアドバイザー。ゴングパフォーマー。Sound Luxury 代表セラピスト。2021年より医療福祉専門学校にて鍼灸師の国家資格取得に向け研鑽に励む。
〒381-4102 長野県長野市戸隠豊岡327