レモンのシーズンは冬。
このことを知ったのは、旦那さんの実家から送られてくる無農薬のレモンがきっかけでした。
暖かいところで育つ柑橘類は、ほとんど戸隠で見ることはありませんので、柑橘類の果樹があるなんてロマンティック✨と思われている地元の方が多いと思います。
なので、柑橘類のおすそ分けをすると大変喜ばれます。
今年も例年通り、レモンは豊作で、小さな箱いっぱいにレモンをいただきました。
冷凍保存も1つの手ですが、せっかくなので、何か作りたいと思っていたところ、家庭画報のウェブサイトで、佐藤夢之助さんのレモンチェッロの作り方が紹介されており、早速作ってみることにしました。
レモンチェッロ(リモンチェッロ)は、南イタリアで作られているレモンのリキュールです。食後酒として飲むとさっぱりして良いようです。口直しにもいいですね、きっと。
私自身はアルコールが飲めないのですが、作っておけば、お菓子作りや料理にも使えるのではないかと期待しています。
用意するものは以下です。(分量の詳細は、家庭画報のウェイブサイトにて検索ください)
・レモン(オーガニックの物がいいです)
・スピリタス(ポーランドのウォッカ)
・甜菜糖
・ミネラルウォーター
・アガペシロップ(使うのはPart.2で)
・消毒した大きめのビン2本
⬆︎材料の一部はこんな感じです。
手順は以下です。
1. レモンを洗って、レモンの皮をできるだけ薄くむきます。
レモンの皮の白い柔らかい部分は苦味があるので、それを避けるためにできる限り薄くむくことを推奨していると思われます。
ただ、、、レモンの表皮には、リモネンという精油成分があるので、むいている作業中に手が滑りそうになります。怪我には十分ご注意ください!
恐る恐るむいていると、短くぶちぶち切れてしまうので、永遠に終わらない予感がしました^^;
なので、ゆずの皮の要領で、広めの面積でむいたのち、裏返して、白い部分をそぎ落とす方法をとりました。上の画像のようにやります。これだと少しだけ楽になった気がしました。
2. むいた皮をビンに入れ、スピリタスを注ぎます。
⬆︎スピリタスはポーランドのウォッカです。500mlで1本2000円以上するので私的には高価な材料となりました^^; 原価計算で1杯いくらになるんだろうか。。。
他のウォッカでもできると思いますが、レシピにより忠実にスピリタスを購入した次第です。
⬆︎こんな感じになりました。忘れないように日付を書いておくと良いです。
3. レモン汁を絞ります。
⬆︎皮をむき終わった大量のレモンを絞っていきます。部屋中レモンの良い香りがします。
⬆︎電動リーマーが欲しい。。。手でぎゅうぎゅう絞っていきます。
⬆︎できた!黄金色の果汁✨テンション上がりますね。種がとても多かったので、私はこの段階で漉しました。
4. レモンシロップを作ります。レモン果汁に、水と甜菜糖を入れ、煮立たせます。
⬆︎黄金色の果汁に甜菜糖を入れるとこんな色になってしまいます^^;
ヘルシー系のレシピなので、甜菜糖を使っていると思われますが、甜菜糖の代わりに、白砂糖を使えば、色が濁ることはないと思います。
また、ミネラルウォーターですが、私は浄水器を通した水で代用しました。
ミネラルウォーターにしたほうが腐敗が少なく、保存が効くのだと思います。
5. 冷めたらビンに移します。
⬆︎黄金色の果汁の面影はすっかりなくなっています。
6. スピリタスに浸したレモンの皮&レモンシロップは、冷蔵庫に保存し、10-14日程寝かせます。
さて、どうなるでしょうか。。。
レモンの持つ力のお話と最後の組み立ては、Part.2に続きます^^
お楽しみに♫
小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る
〒381-4102 長野県長野市戸隠豊岡327