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食事ハック2018/12/17

SUN AND MOON

2018/12/172018:12:17:23:57:52

食事ハック

2000年代前半に「ライフハック」という言葉が有名になりました。

当初は、いろいろなところで聞いたり、テレビなどで著名人が使っていた記憶が。

なんとなく聞いた事ある、という方もいらっしゃる事でしょう。

ライフハックのハックの名詞形、ハッカーという言葉は、多くの方がご存知ですよね。

これはネットを技術を駆使して操る人で、主に悪い意味で聞くことは多いかと思いますが、ライフハックは人生を効率よく生産性高くして生きる術、つまり、仕事術というような意味で使われています。

一時QOL(Quality of Life)やワークライフバランスなんていう言葉が巷でちらほら出てきた時期がありますが、ハックはその次の流れで出てきたような言葉です。

つまり、ハックは、「物事を効率よくこなしたり、質を上げたりするための、ちょっとしたコツやテクニック」という意味です。

さて。ヒュギエイアの壺では食と健康の情報をお届けするブログです。

それとハックがどう関わっているのか。

食で健康が作られているということはなんとなくわかってはいるものの、現代人は忙しいが故に健康的な食事を摂れていないケースが多いように思います。

そこで、ご紹介したいのが、勝間式食事ハック」という本。

健康的な食事をするための効率的な方法や質の向上を忙しい現代人のために説いた内容です。

著者は勝間和代さん。某テレビ番組では、歯に衣を着せず、バッサバッサと切れ味鋭いコメントをする小太りのおばさん(←小太りの、、、の部分はご自分で書籍に書かれていますので悪しからず^^;)で、とにかく濃いキャラクターのイメージをお持ちの方も多いかと思います。

実はMBAを取得し、アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンなど超有名コンサル会社を渡り歩き、法人監査やビジネススクールの客員教授など、ものすごい経験をお持ちの泣く子も黙るバリバリのビジネスウーマンなのです。

アメリカナイズされたロジカルな思考回路が優勢の有無を言わさない物言いには、カツマーと呼ばれる彼女の熱狂的なファンの方がいる反面、受け入れがたいという方も多く、好き嫌いが別れる人物かもしれません。

しかし、何事も実践する前に、頭で理屈で納得しなければ行動ができない現代人(あまり良いことではないですが。。。)にとって、彼女の超ロジカルな物言いは時として大変有効であり、腹に落ちる部分があるのではないかと思います。

そんな勝間さんがご自身の不健康な生活とおさらばする為に編み出した健康的な食事ハックは一体どのようなものだろうか?と興味津々で読んでみました。

冒頭の記事を引用し、ご紹介します。

みんな、情報機器とか日常生活のハックについてはむちゃくちゃ気を使っているのに、食生活をおざなりにしすぎです。でも、私たちの仕事や人間関係の生産性に一番効くのは、なんといっても、食生活です。

なんせ、食による生産性の向上は情報処理などの他の手段による生産性の向上の比ではありません。ちまちまと新しいアプリをインストールしたり、細かい文房具を買うよりは、食事をよくした方がよほど短時間で効率よく仕事ができるようになるからね。

なんといっても、私たちは1日3食の食事をとるし、その食事によって自分の幸福感が変わるし、仕事の能率も変わるからです。だからこそ、毎日健康に良く、かつ美味しい食事をとることは、自分の人生の生産性をあげる最も簡単な方法になります。

(中略)

つまり、食事を整えるという事は、食事の生産性を上げるだけでなく、人生の生産性を上げる事につながります。

つまりは、「不健康な食事をしていて、仕事ができるわけないじゃん」ということだと思います。

よくぞ言ってくれました^^

現代人がなぜ自炊をして、食の見直しと食の底上げをする必要があるのかを理論立てて、蕩蕩と語っているところは一見の価値あり、と思います。

ハックというくらいですから、食事を美味しく手間をかけずに簡単に作る方法として、オススメの調理家電とその使い方を後半で紹介されています。

私自身仕事優先で、食をおざなりにした結果、大変な思いをした経験があるので、バリバリ仕事をしたい方、長く働きたい方、仕事の成果をあげたい方には一度読んでみると面白い本かもしれません。

最近読んだ本でした^^

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THE KOKONOEシェフ 水谷 江希

THE KOKONOEシェフ水谷 江希

小中高をシンガポール・アメリカで過ごし、絵画修復士となるため奨学金を得てシカゴ美術館附属美術大学に合格。両親の都合で帰国し、筑波大学に入学。卒業後、外資系メーカーに入社し、プロダクトデザイナーとして働く。その後食の世界へと転身し、料理教室の開催・講師業を務める。2020年、シェ・パニースへインターンシップのため渡米。料理研鑽に励み、現在に至る

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